中村哲とは何者?
現地の人から最高の敬意をもって「ドクター・サーヴ」と呼ばれた中村哲(てつ)医師とは
どんな人物だったのだろうか?
1983年、JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)により派遣された
パキスタンで活動を始める。
パキスタンおよび隣国のアフガニスタンに診療所を開設して、
ハンセン病、マラリアなどを患う極貧の人々に寄り添いながら医療を施していく。
2000年、アフガニスタンの干ばつが深刻化。
「清潔な飲料水と食べ物さえあれば、8~9割の人が死なずに済む」と
中村医師は、現地の人々と共に、自ら重機を運転し石を運び、水源確保のために井戸を掘り、
後には無謀と言われた大規模な用水路建設までも成し遂げる。
砂漠状態だった土地はやがて緑に覆われ、住民たちは農業で食べていけるようになる。
2018年、アフガニスタン大統領から勲章を授けられるも、
翌年、武装集団に襲撃され73歳で殉職。
しかし、中村医師が当初に住民たちに約束した通り、現在でもペシャワール会によって
医療と灌漑事業は続けられている。
ペシャワール会は中村医師の医療活動を支援する目的で作られた国際NGO団体。
現地代表であった中村医師とペシャワールのあゆみはこちらに詳しい。
ドキュメンタリー「荒野に希望の灯をともす」が異例の観客動員数
中村医師の35年にわたる活動を記録した映画「荒野に希望の灯をともす」。
ドキュメンタリー映画は動員数1万人を超えればヒット作と言われるそうだが、
なんと2025年時点で15万人の動員数という。
それも、共感した市民による公共施設などでの自主上映が主で、
全都道府県での公開が実現したことは驚くべきことである。
私が最も尊敬する人物、ガンジーと中村医師。
日本人として、こんなに誇らしい人物はいない。
彼こそ、ノーベル平和賞にふさわしい。
多くの人に中村医師のことを知っていただきたい。
「荒野に希望の灯をともす」 企画:ペシャワール会 製作:日本電波ニュース社 監督:谷津賢二
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