※画像はウィキペディアより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE
2025年11月から始まるワシントン条約締約国会議に、ウナギ全種を加えるよう欧州連合(EU)が提案している。
小泉農水大臣はウナギの「付属書2」への掲載には強く反対すると表明している。
予防原則無視の水産庁
環境省はすでに2013年に二ホンウナギを絶滅危惧種に指定している。
にもかかわらず、水産庁は「十分な資源量が確保され、国際取引による絶滅の恐れはない」などとしている。
国際自然保護連合(IUCN)のルールでは相反する基準が出た場合、絶滅危惧種にするというのが、
予防原則なのだそうだ。
なぜ、予防原則にさからってまで、水産庁は「絶滅の恐れはない」と言い張るのか?
「漁獲量確保を優先するために、資源状態を直視しない思考様式が長年受け継がれてきた」ことに加え、
ウナギ養殖産業振興の議員連盟などからの反対も強そうだ。
ワシントン条約では合法的に入手したものであれば輸出入可能であることから、取引禁止になるわけではない。
むしろ歓迎すべきことなのに、抜け道ルートのウナギを使い続ける日本は世界から白い目で見られるだろうし、
科学的根拠を無視して、自国の利益ばかり押し通そうとすることは恥ずべきことだ。
養殖ウナギは完全養殖ではない
私たち消費者も肝に銘じなければならない。
養殖ウナギであってもは稚魚を捕獲してきて養殖しているにすぎないということを。
稚魚のシラスウナギを獲って、それを養殖しているにすぎない。
ウナギの生態は謎の部分も多く、完全養殖の研究は続けられているが、
実現はまだまだ先のことでなのである。
シラスウナギが獲れなくなってから大騒ぎをしても遅いのである。
うなぎのかば焼きを食べるのなら、消費者も節度を持って
うなぎのかば焼きを食べるなとは言わないが、絶滅危惧種がスーパーなどで気軽に購入できることに
違和感を持つくらいにはなってもらいたい。
大事な日本の食文化のひとつであるうなぎのかば焼きをこれからも食べられるように、
これからは私たちも、正規に獲れたウナギなのかを確認しながら、少しは食べることを控えるべきであろう。
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