ソーラーシェアリングの看板

国内最大級のソーラーシェアリング

山や自然を切り開いて造るメガソーラーはグリーンエネルギーとは程遠く、
環境に負荷をかけることはだいぶ認知されてきた。
千葉県匝瑳市(そうさし)飯岡で試みられているメガソーラーはどうなのだろうかと、
2025年8月に現地を訪ねてみた。

千葉県匝瑳市飯岡地区の稲作畑

千葉県匝瑳市飯岡地区の稲作畑

千葉県匝瑳市飯岡地区。手前両側は稲作、奥にソーラーシェアリングの農地が広がっている。
ソーラーシェアリングを始める前は、全国の農家の悩みでもある高齢化によって、耕作放棄地が広がっていたという。

ロンハーマンの看板

ロンハーマンの看板

おしゃれな看板があった。
ロンハーマンはファッションブランドだが、出資しているのだろうか?

ソーラーパネルの下で育つ作物

ソーラーパネルの下で育つ枝豆

 作物が育つのに影響がないように、太陽光パネルは高さ3メートルの架台と、
パネル幅の2倍の間隔を空けているそうだ。人の作業にも余裕の高さだ。
8月に行ったときは、枝豆が育っていた。
ソーラーシェアリングのパネル台

ソーラーパネル架台を横から見る

ソーラーパネル架台を横から見るとこんな感じ。遮光率は30%ほどに抑えているそうだ。
苗が植えられているが、日光も十分だ。むしろ夏の異常な高温下では、多少日陰があったほうが良い気がする。

再生可能王エネルギー発電事業所のパネル

2014年開始時はわずか35キロワットだったものが、2025年現在は23ヘクタールの土地に約6,000kWの発電だそうだ。
なんと一般家庭の1900世帯分に相当する。

ソーラー給電所

災害で停電した時には強い味方のソーラー発電。
実際、2019年の台風で6日間も停電した際には、施設を開放して市民に喜ばれたそうだ。

ソーラーシェアリング用パネル

ソーラーシェアリング用パネル

ソーラーシェアリングで使用されているパネルは、住宅用のパネルなどに比べて、はるかにコンパクト。
最近は両面受光パネルもできたそうで、発電効率もアップしたそうだ。

ペロブスカイト太陽電池の看板

ペロブスカイト太陽電池の看板

今後注目されるだろう超薄型太陽電池ペロブスカイトも実験されているようで、ますます期待がかかる。

まとめ

  • 千葉県匝瑳市飯岡のメガソーラーは、元は耕作放棄地の利用がメインで、自然を破壊をして造られたものではない。
  • 日本国内最大規模のソーラーシェアリングとして、地域の活性化となっていて、グリーンエネルギーの算出と農業の両立ができている。
  • これからの課題としては、寿命がきたパネルの適切な処分方法であろう。

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